2024年5月23日(木) 芍薬

地域の方からたくさんの芍薬をいただきました。

学校にある限りの花瓶に飾りましたが、それでも飾り切れないほどです。

校長室にも飾らせていただきました。

そのうちの一輪が花開きました。

芍薬の花を見ていたら、自分の幼いころを思い出しました。

祖母の家の庭先に、薄ピンクの芍薬の花が咲いていたことを思い出したのです。。

季節になると、芍薬の大輪の花が、たわわに咲き誇っていました。

その花は大きく、圧倒的な存在感をもちながら、どこか控えめで、心が浄化されるような、凛とした、静かな美しさを感じずにはいられませんでした。。

花瓶の中の芍薬の花を眺めながら、幼い頃の自分に、時が戻ったような気がしました。

物と思い出とはつながっていて、原風景を呼び起こし、懐かしさがこみ上げてくるものなのですね。

懐かしさを感じるときには、心が洗われ、幸せの因子が満ちてくる気がします。

   

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