2022年2月25日(金) ぼく・わたしが生まれるまで~こうして生まれてきたんだね~

生活科で、「大きくなったぼく・わたし」の学習をしてきました。それに合わせて、性教育を行いました。

 

まず、道徳の「たんじょうび」の学習で、一人ひとりが生まれた時の様子や家族の思いを発表しました。当たり前ではありますが、一人ひとりにドラマがあるなあと自分と照らし合わせて聞き入ってしまいました。子どもたちも「そうだったんだね」「たいへんだったんだね」など、友だちの発表を聞きながら感想を話していました。

 

それを受けて、生まれるまでおなかの中でどんな風に大きくなるのかを勉強しました。「赤ちゃんは4月1日にお母さんのおなかにやってきたとしたら、いつ頃生まれてくるかな」と聞くと、「6月!」「5月!」「7月!」などなど、結構当てずっぽうな予想のみんな。実際に大きくなる赤ちゃんの様子を示し、だいたい12月のクリスマス頃に生まれてくるよ、というと驚いていました。「どうやってご飯とか食べるの?」「そんなに大きいのにどうやって出てくるの?」と次々に質問が出ました。「お母さんと赤ちゃんがつながっている管があって、そこから栄養をもらっているよ」「おへそがお母さんとつながっていた印なんだね」「生まれるサインがくると、お母さんもがんばるけど、赤ちゃんも頭の骨をぎゅっと縮めて、一緒に頑張って生まれてくるよ」「お母さんと赤ちゃんが一緒に頑張って生まれた日が誕生日なんだね」一つひとつになるほど、という顔で聞いていました。特に、赤ちゃんも(自分たちも)がんばって生まれてきたということに驚いたようでした。

 

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最後に赤ちゃんの人形をだっこしました。初めは恥ずかしがっていましたが、次第に興味深く抱っこしていました。人形は量ってみると2000gだったので、自分が生まれてきた時と比べてもう少し重かったんだな、と実感する子が多くいました。

 

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