2025年11月 3日(月) ちいちゃんのかげおくり
国語で、「ちいちゃんのかげおくり」の学習をしました。
3年生の子どもたちにとっては初めての戦争のお話です。
お家の方にも、小学生の時に学習したという方もいらっしゃると思いますが、大人になって改めて読むと、本当に切なく悲しい話だなと思います。
子どもたちも、ちいちゃんが過ごした戦争の時代のことにとても興味を持っていたので、授業の中で、お話に出てくる防空壕や、焼夷弾の写真などを確認しました。ちいちゃんのお話を通して、戦争の恐ろしさや、平和のありがたみをみんなで学習することができました。各場面ごとちいちゃんの気持ちもみんなで考えることができました。
天気のいい日に校庭でかげおくりを体験しました。
このお話の学習の最後に、みんなでちいちゃんに向けて手紙を書きました。子どもたちがどんなことを感じたのか、その一部をご紹介したいと思います。
<こどもたちの ちいちゃんへの手紙>
- せんそうつらかったね。もっとおいしいものを食べたり公園で楽しく遊んだりしてほしかったな。ちいちゃんが生まれかわったら友だちになりたいな。一人でこんなに生きられるなんてすごいね。
- こわかったね。がんばったね。でもお母さんとお兄ちゃんとお父さんに会えてうれしかったね。
- 今の日本は平和でとってもはってんしています。今までせんそうの中、ほしいいだけでよくがんばりましたね。今は、食べ物はほうふで洋食もたくさん家で作れるようになっています。ちいちゃんにも食べさせてあげたいです。
- 今の日本はせんそうなんてないけどちいちゃんの生きている時代はせんそうがあってたいへんだったね。生まれかわれるならこの時代に生まれかわってね。
