2020年10月 5日(月) 4年生で初めての社会見学
10月5日(月)、4年生が今年度最初の社会見学へ行ってきました。
最初に向かったのは、「マリコワイナリー」。昨年3年生の時に、マリコワイナリー横の畑でじゃがいもの植え付けや収穫を行い、ワイナリーが建設されていく様子を間近で見てきたので、マリコワイナリーに行けるのをずっと楽しみにしていました。見学では、ワイナリー長の方が熱心に説明をしてくださいました。ブドウ畑に行き、実際に赤ワイン用のブドウを食べさせてもらいました。そのまま食べてもとっても甘く、おいしいブドウでした。その後、収穫したブドウを手作業で一粒ずつ選別をする所も見せてもらいました。いいブドウだけを使いたいという熱意がとても伝わってきました。
その後、とてもきれいなワイナリーの建物の中を見学しました。2階のテラスから見たブドウ畑や遠くの山並みの風景はとても開放的で素晴らしい眺めでした。
子どもたちの質問にも丁寧に答えてくれました。「この土地でしか採れないブドウで、この土地でしか作れない最高のワインを作りたい」とおっしゃっていました。その熱い思いが、世界の優れたブドウ畑を選出する「ワールドベストヴィンヤード2020」で30位（アジアでは初）に選ばれたことにつながったのだと感じました。
子どもたちの感想の中には、「大きくなったらこのマリコワイナリーのワインを飲んでみたいです」と書いていた子が多かったです。この塩川の地で作られ、世界が認めたワインを郷土の誇りにしてほしいなあと思いました。
次に向かったのは、「丸子消防署」。1学期に社会で消防署の学習をしましたが、実際に消防署の中を見ることができるということで、みんなとても楽しみにしていました。
最初に、消防署の事務室に行き、出動命令がどのように出ているのかを聞かせてもらいました。その後、2つのグループに分かれ、タンク車と救助工作車の2台の車も見せてくれました。救助工作車は昨年購入し、1億円もすると聞いてみんな驚いていました。
また、実際に消防服を着させてもらったり、ホースを持たせてもらったりもしました。消防士になるにはたくさん勉強をして、体もしっかりと鍛えなければいけないことも教えてくれました。消防士のみなさんはとても優しく丁寧に説明してくださり、子どもたちは大変よい学習ができました。
見学当日は多少雲はありましたが、天気に恵まれていい見学ができました。帰りのバスの中はみんな疲れたようで、丸子消防署からの短い間でしたが、眠っている子も多くいました。