2020年10月22日(木) 長野市見学に行ってきました!

10月22日(木)、4年生が長野市見学に行ってきました。バスに乗ってお弁当持ちで行く唯一の行事なので、子どもたちはこの見学をとても楽しみにしていました。心配された天候ですが、城山公園でお弁当を食べる頃少しパラパラと弱い雨が降りましたが、それ以外は大した雨にも降られず、無事全行程行ってくることができました。

 

最初の見学場所である「信濃毎日新聞社」では、2つのグループに分かれて見学をしました。昔の新聞や新聞作りで使われていたカメラ、印刷の道具などを間近で見ることができました。新聞を作るには多くの方々が関わっていることを知ることができました。「知ることは、自分が考えたり、行動したりすることの元になる」と説明してくださった言葉が印象に残りました。新聞などから情報を得て、「知ること」の大切さを教えてもらいました。

 

次の見学場所は「善光寺」です。仁王門で2体の巨大な仁王像を見た後、仲見世通りを通り、本堂へ向かいました。子どもたちは本堂の前でお線香の煙をたっぷりと頭にかけていました。本堂では御本尊様に合掌した後、楽しみにしていたお戒壇巡りをしました。お戒壇巡りは、御本尊様の安置されている下の真っ暗な回廊を通り、中程にある「極楽の錠前」を探り当てて、秘仏の御本尊様と結びつくというものです。足下はほのかな明りがあり、真っ暗というわけではありませんでしたが、どの子も恐る恐る進んでいきました。右手の腰の高さの辺りに「極楽の錠前」があったのですが、子どもたちに聞いてみると多くの子が触れましたが、中には残念ながら触れなかった子もいたようです。触れなかった子は是非また挑戦してほしいと思います。

 

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その後は、城山公園に歩いて移動しました。噴水や花時計のある公園は現在、信濃美術館とともに工事中でしたので、その北側の芝生が広がる公園で昼食にしました。ちょうどその頃、ポツポツと細かい雨が降り始めてきたので、折りたたみ傘を差しながら食べました。しかし、食べ終わった頃にはその雨も止み、その後はどの子も公園の遊具で思いっきり遊んでいました。

 

次は近くにある「城山動物園」へ移動し、班ごとに動物園の中を見学しました。子どもたちが特に喜んでいたのが、たくさんの様々な小動物が暮らしている場所で、リスやカメなどを手に届くくらい間近で見ることができました。

 

その後、バスに乗り、最終見学地である「NHK長野放送局」へ向かいました。そこでは番組製作をしている放送センターで働いている方々の様子やラジオ放送のスタジオなども見せていただきました。子どもたちが喜んだのが「クロマキー体験」でした。青色は透明に映ることを利用して様々な合成映像を作って楽しみました。大型ビジョンでは超高精細映像の8K映像で映し出される100体以上もの「どーもくん」の中からある一体を探し当てるというゲームもしました。また、アナウンサー体験もさせてもらいました。ニュース原稿がプロンプターという機械を使って、正面に映し出されるので、下を向かないで前を向いてアナウンスができました。アナウンサーの秘密を知ることができ、子どもたちはとても喜んでいました。

 

帰りのバスの中では、どの子も疲れたのか、寝ている子がほとんどでした。一日たくさん歩いて、たくさん見て聞いて学んで、とても素晴らしい見学になったと思います。

 

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