2020年12月 2日(水) リサイクルよりまずはゴミを減らそう!!

12月2日(水)の3・4時に小柳産業さんの方にお越しいただき、4年生が「資源物のゆくえ」と題して、体育館で授業をしていただきました。

 
「リサイクルはとてもいいことだけど、もっといいのは?」という問いかけから授業が始まりました。「リサイクルはとても大事だけれど、一番大事なのはゴミを減らすこと」ということで、3R(Reduce【ゴミを減らす】・Reuse【繰り返し使う】・Recycle【もう一度資源に戻して製品を作る】)の大切さについて教えていただきました。日本で1年間に使用したレジ袋を上に積み重ねていくと、何と900キロメートルにもなり、宇宙ステーションより高くなってしまうそうです。そして、それを作るために必要な石油は学校のプール1800杯分にもなるそうです。これには子どもたちは本当に驚いていました。

 
紙のリサイクルでは、牛乳パック6本でトイレットペーパーが一つ作られるそうです。グリーンマークがついているノートなどもリサイクルされた紙が使われていますので、そういった製品を買うことでリサイクルを応援できることも教えていただきました。

 
子どもたちが一番盛り上がったのは、長野県が一日一人当たりのゴミの量でH26年から7年連続全国最少になったことです。そして今の目標は「2020年までに1日一人当たりのゴミの量を795gにしよう(今よりあと16g減らす:約ミニトマト1個分)」だそうです。「これならできそう!」と子どもたちはやる気になっていました。

 
そして最後に、「みなさんはここでゴミの学習をして、これから何をしなければいけないかを知りました。知っているだけではダメです。知ったことを行動に移すことが大事です。『知っている』から『している』へ変えましょう」と話してくれました。ここで学んだことを毎日の生活にどう生かしていくか、どう行動に変えていくかが大事だと思います。本当に素晴らしい授業をしていただきました。

 

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