2021年1月25日(月) 創造館・美術館に行ってきました!

1月25日(月) に、4年生が上田創造館と上田市美術館に行ってきました。前日は雪が降りましたが、当日は朝から日差しがたっぷりで、暖かな陽気となりました。

創造館では、理科の「月と星」の学習をプラネタリウムで行いました。担当していただいた創造館の方に「理科の学習とは」というところからお話しいただきました。はじめに、理科の学習が他教科と違うのは「本物を見る」ことだと教えてくれました。実験や観察は写真や動画ではなく、正に「本物を見る」ことです。ですから、月や星の学習では、毎日夜空を実際に見てほしいと言っていました。そして、ただ見るだけでなく「ちがいを見つける」ことが大切であり、そのことが深い学びにつながるのだと教えてくれました。

プラネタリウムでは、実際に月や星座がどのように動いていくのかを時間を追って分かりやすく見せてくれました。また、冬の太陽と月の動きと夏の太陽と月の動きのちがいも見せてもらいました。一年中同じように月や太陽が動いていると思っていた子どもたちは、季節によって動き方にちがいがあることを知り、とても驚いていました。

 

冬の星座では、「冬の大三角」だけではなく「冬のダイヤモンド」についても教えてもらいました。冬のダイヤモンドとは、オリオン座を囲むように広がる6つの1等星(おおいぬ座のシリウス、オリオン座のリゲル、おうし座のアルデバラン、ぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のポルックス、こいぬ座のプロキオン)を結んでできる6角形のことです。私も冬の大三角しか知らなかったので、大変勉強になりました。みなさんもぜひ実際に、冬のダイヤモンドを見てほしいと思います。

 

創造館の後は、その足で、サントミューゼ内にある上田市立美術館で、駒形克己「え!ほん展」を鑑賞しました。感染予防対策として、子どもたち全員、動物の形をしたフェイスシールド、手には黒の手袋を着けて入場しました。入ってすぐのところに、塩川小の4年生が描いた絵が展示されていました。左右に開くと中の絵が出てくるようになっていました。子どもたちは他校の子どもたちが描いた絵も興味深く開いて見ていました。

 

見学は、密を避けるため、各班毎、時間差をつけて回りました。多くの子どもたちが感想の中に、「絵本の世界に入りこんだようでした」と書いていました。絵本のページをめくるように絵や立体物が展示されていて、「次はどうなるんだろう?」とわくわくしながら見学していました。

 

すでにお家の方と鑑賞した子もいましたが、初めての子が多かったので、見学できてよかったと思いました。こういった体験を通して、「美術館っていいな、楽しいな、また行きたいな」という思いになってくれたらうれしいです。

 

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