2021年4月27日(火) 椀子ワイナリーのぶどうの植樹を体験してきました

4月27日(火)に4年生が、椀子ワイナリーの方にご協力をいただき、ワイン用のぶどうの木の植樹体験をさせていただきました。今回植樹したのは、赤ワイン用の、"カベルネソーヴィニヨン"という品種です。植樹する木は30㎝ぐらいで、穴を掘ったところに苗木を置き、そこに柔らかい土をかぶせて、支柱と枝をひもで固定していきます。土が硬くて、柔らかい土を掘りだすのに苦労したり、ひもが短く、蝶結びをするのに苦労したりする姿もありましたが、子ども達は教えてもらった通りに一生懸命作業をしていました。椀子ワイナリーの方とお話ししながら作業をする中で、その苗木は1本千円もするのだということを教えていただき、貴重な苗木を無駄にしないよう、さらに子ども達は真剣に作業を進めていました。

 

140本もの苗木を植え終わったら、次は、植えたところにバケツで一杯ずつ、水を入れていきました。バケツに入った水を運ぶ人と苗木に水をかける人に分かれて、バケツリレーのようにみんなで水をあげていきました。バケツたっぷりの水なのでかなり重さもあるのですが、「なんだか楽しい!」と、みんな笑顔で作業をしていました。そして、最後に土を根元にかぶせて足で踏みつけ、植樹の作業が完了しました。作業が終わるころには膝が泥だらけになっていましたが、みんな達成感を感じ、とてもいい表情をしていました。誰一人弱音もはかず、一生懸命働いた子ども達がとてもたくましく感じました。気候もよく、とても良い景色の中で、貴重な体験をさせていただいた椀子ワイナリーのみなさんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

学校に帰ってきて、子ども達の書いた感想カードには、「簡単だと思っていたけど難しかった。」「大変だったけど、とても楽しかった。」「いつもあんな作業をしているなんて、椀子ワイナリーの人はすごい。」「これからぶどうが育つのがとても楽しみ。」「今度は、ぶどうの収穫をしてみたい。」「自分達が育てたぶどうでワインを作って、みんなで飲みたい。」「ワインを作ってお家の人にプレゼントしたい。」など、それぞれがいろんな思いを書いていました。また今後、何かまた今回のことに関わる活動をしていけたらいいなと思いました。

 

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