2021年6月17日(木) クリーンセンター、リサイクルセンターへ行ってきました

6月11日(金)に、丸子クリーンセンターと、小柳産業さんのリサイクルセンターに見学に行ってきました。クリーンセンターでは、ピットという25mの高さもあるところにゴミがたくさん集められている様子や、そこからクレーンでゴミを運ぶところを見せてもらいました。子ども達は、ゴミの量の多さや、クレーンでゴミをピットに落とすことでゴミ袋を破いてゴミを小さく砕くことに、とても驚いていました。クリーンセンターは、燃やすゴミを扱うところなのに、金属類などの燃やすゴミではないものがたくさん混ざっていることや、そのようなものがあると取り出すのがとても大変だということも教えていただきました。子ども達の感想カードには、「分別をちゃんとしなきゃだめだと思った。」と、たくさん書かれていました。

 

リサイクルセンターでは、段ボール、発泡スチロール、空き缶、金属類などが分別され、それぞれが小さくつぶされて加工されている様子を見学しました。中でも特に子ども達が驚いていたのが、クレーン車の先に巨大な磁石がついていて、それでドラム缶をつぶしたり、たくさんの鉄類をくっつけて拾い集めていたことです。とても大きな金物類が大きな音を立てながらあっという間に集められていく様子は本当に迫力がありました。リサイクルセンターでも、「ペットボトルは、洗ってラベルをはがし、つぶさないといけない」ということなど、ゴミを捨てるルールがなぜ大切なのかを実感したようでした。

 

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17日(木)には、小柳産業さんの方に学校に来ていただき、リサイクルについてさらに詳しく教えていただきました。この講演では、ゴミを減らすには、リデュ-ス(むだなごみ量をできるだけ少なくすること)、リユース(ゴミにしないで何度も使うこと)、リサイクル(資源に戻して製品をつくること)の3Rが大切なことや、自分たちに出来るエコである、マイバックを使う、リサイクル製品を使う、電気や水を無駄にしない、ゴミを分別するということを自分から進んで行うことが大切だということを教えていただきました。途中にクイズがあったり、プラスチックから繊維を作る実験を見せてくださったりと、2時間の講演があっという間に感じるほど、子ども達も関心を持って話を聞いていました。

 

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ゴミは、私たちが生活していく上でどうしても出てしまう物ですが、それを誰がどのように処理してくれているかを実際に見たり聞いたりしたことは、子ども達にとってとても大切なことだと思います。見学で学んだことを、ぜひ生活の中で生かしていってほしいなと思います。ご家庭でも、ぜひリサイクルやエコについて話題にしてみてください。