2021年6月25日(金) 浄水場の見学に行ってきました

6月25日(金)に、上田市の諏訪形にある県の浄水場の見学に行ってきました。例年ですと、自分達が利用している丸子の腰越にある浄水場の見学を行っていますが、コロナウィルス感染拡大防止のため、今年度は市の浄水場はどこも見学を行っておらず、その替わり、県の浄水場の方で見学をさせていただけることになりました。

 

浄水場では、まず映像で、千曲川の水が水道から出てくる水になるまでの流れを説明していただきました。川の水が飲める水になるまでは、たくさんの課程があることがわかりました。

 

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実際の浄水場の見学では、まだ土や泥などが混ざった水から始まり、砂や石などの層を通過させてゴミを取り除き、薬を混ぜてきれいな水にしていく様子を見せていただきました。水から取り除いた土は、1年ほど乾かしてまた園芸用に再利用するなど、無駄がないように使っているのだそうです。また、一見ただの草むらなのに、その地下には巨大な水をためている水槽があることや、川の水が安全か毎日確認するために鯉が飼われていることなど、子ども達はとても驚いてお話を聞いていました。

 

ふだん当たり前のように、水道をひねれば使うことができる水ですが、浄水場で働いている方が24時間体制で毎日管理してくださっているおかげで使うことができるのだということを学びました。この見学を通し、「もっと水を大切に使いたい。」という気持ちが子ども達の中で芽生えたようです。

 

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