2021年9月 3日(金) 環境学習・クララの植栽をしました

9月3日(金)にマリコワイナリー周辺の環境学習・クララの植栽を行いました。本来は、香川県からマリコワイナリーの自然について研究されている農研機構 西日本農業研究センターの楠本良延先生においでいただき、実際にマリコワイナリーにも行って学習を行う予定でしたが、残念ならがコロナウィルス感染拡大防止のため、zoomでの学習となりました。今回の学習は、キリンビバレッジの方も協力して行っている活動で、キリンの方にもzoomで熱中症のお話をしていただきました。なので、香川県の楠本先生、キリンの東京の本社の方、熱中症のお話をしてくださった長野市のキリンの方、塩川小学校と、4地点を結んでのzoomの学習となりました。

 
このようなzoomの授業は初めてだったのでうまくいくか心配でしたが、今日を迎えるまでに、教室でもzoomに入る練習をしておいたので、子ども達もスムーズに学習に入ることができました。楠本先生とは子ども達は初めてお会いしましたが、画面越しに手を振ったり、手を挙げて質問に答えたり、真剣に話を聞いてメモをとったりしていました。一人一人のタブレットに説明のスライドや楠本先生の顔が映るので、とてもわかりやすくお話を聞くことができました。

 

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お話の中では、マリコワイナリー周辺の草原には、珍しい生き物が多くいて、素晴らしい環境であること、そして、日本でも貴重なオオルリシジミという蝶をマリコワイナリー周辺に呼ぶために、クララというオオルリシジミのえさになる植物を植える活動を進めていることを教えていただきました。クララはなぜクララという名前かというと、根っこに毒があり、茎をかむとくらくらする感じがするからだそうです。

 
今回、楠本先生が事前に香川県からクララの苗を運んでくださっていたので、お話を聞いた後、校庭の花壇にクララの苗を植えました。そのときも私のタブレットを持って外に出たので、楠本先生とzoomをつないだまま、子ども達が「先生、これでいいですか?」と実際に植えたクララの様子を楠本先生に見ていただきながら植えることができました。zoomでも、楠本先生を身近に感じながら活動をすることができ、改めてすごい時代だなと思いました。いろんな方のご協力のおかげで子ども達もとても良い学習ができたと思います。今日植えたクララは、一度紅葉して葉が落ち、また新しい葉が出た後マリコワイナリーの周辺に植栽する予定です。それまでみんなで大切に育てたいなと思います。

 

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