2022年1月28日(金) マット運動、頑張りました!

ここのところ、体育の時間はずっとマット運動と跳び箱に取り組んできました。特にマット運動は、昨年度までやってきた前転と後転に加え、新たに開脚前転、開脚後転、飛び込み前転、台上前転、側転の練習にも取り組みました。開脚前転と開脚後転は、はじめは足を広げるタイミングがつかめない子が多かったのですが、動画を見たりして、だんだんにコツをつかんでいきました。飛び込み前転は、やわらかい跳び箱をマットの上に一つ置き、そこを飛び越える練習をして取り組みました。はじめは怖いと感じていた子もだんだんにきれいに回転できるようになりました。台上前転は、高い跳び箱の上で回転するのは難易度が高いので、今年度は、高跳び用のクッションをステージの下に置き、クッションからステージ上のマットの上に前転する練習や、跳び箱の1段だけをマットの下に敷き、その上で前転する練習をしました。それほど高低差のないところでの台上前転だと、恐怖感なく取り組めたようです。

 

マット運動などは、苦手なお子さんも多くいる分野だと思いますし、基本的な技ができていないうちに難しい技に取り組むと、けがの危険もあるため、今回は難しい技に関しては、それぞれが挑戦したい技を選んで取り組むようにしました。そのため、できるようになった技の数には個人差がありますが、マットの授業を始めたばかりの頃と、終わりの頃では、驚くほどの成長をした子が多くいました。同じ前転でも、音が立たないように丁寧に回転したり、後転ができなかった子ができるようになったり、側転の足が曲がっていた子がきれいに伸びていたり、・・・と、それぞれが頑張ってきたことが、最後の発表では見てとることができました。「昨日、お家でも布団で練習したんだよ。」と話してくれる子も何人もいて、そういう「できるようになりたい。」というパワーって、すごいなと改めて思いました。

 

毎回のマットの準備、片付けも、誰もさぼることなく、声を掛け合い、協力し合ってすばやく行うことができ、そういう姿からも成長を感じました。また、それぞれの発表を見合う中で、「すごい!」「きれい!」「がんばれ!」「こうやればできるよ!」と温かい声がたくさん飛び交うのも、とてもいいなと思いました。コロナの関係で制限されることも多い中、子ども達は精いっぱい頑張り、そして大きく成長もしていってるなと感じたマット運動でした。

 

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