2025年9月30日(火) 社会見学(長野市)に行ってきました
9月30日は、4年生がずっと楽しみにしていた長野市見学に行ってきました。
初めは長野県庁へ行きました。県庁へ着いて一息ついているところへ、阿部知事が登庁され子どもたちに「勉強頑張ってくださいね」と声を掛けてくださいました。議場の見学では、傍聴席に座らせてもらい議場の部屋のつくりや議会の仕組みについて県庁の方からお話を聞きました。「ここが議会を開く場所なんだ」「思っていたよりも広い」「テレビ(ニュース)で見たことある」とつぶやく子どもたちの姿がありました。議場見学の後は、3グループに分かれ県庁の仕事の説明を受けました。実際に働いている方に会い、各課の取り組んでいる仕事について話を聞いたことで、どのような場で県政が進められているのかわかり、初めは難しく感じられた行政のことが少し身近に感じられるようになったようです。
善光寺に移動すると、お戒壇巡りに行きました。真っ暗な回廊を通り、極楽の錠前を探り当てると極楽浄土へ行けるということで、子どもたちはどんな鍵があるのか興味津々でした。回廊の中は子どもたちの想像以上に真っ暗で「何も見えない」「ちょっと怖い」と話している子もいました。鍵を見つけて無事回廊を出てくると、「出られてよかった」とほっとした表情の子供たちがかわいかったです。山門では、急な階段を上っていって高いところから善光寺や参道を望みました。きれいな景色を見て少し癒しの時間でした。山門につけられている「善光寺」の鳩字の額を見て、鳩を探して喜ぶ子どもたちの姿もありました。(鳩字の額の中に鳩が5羽隠れているそうです)仲見世通りでは、子どもたちが楽しみにしていたお土産タイムを取りました。それぞれ、お店でお目当てのお土産を探していました。「お蕎麦、家族と食べるんだ」「キーホルダー宝物にする!」「お店の人にちょっとおまけしてもらった」と笑顔の子どもたち、とても嬉しそうでした。
昼食は、宿坊の兄部坊(このこんぼう)で精進料理を食べました。普段あまり食べなれないメニューなので、子どもたちが食べられるか心配していましたが、多くのお子さんが完食していました。特に、炊き込みご飯はどもたちから「おいしい!」と評判でした。お店の方がおかわりできるように炊き込みご飯を多めに準備してくださったのですが、あっという間に炊飯器が空になってしまうほどでした。
昼食後は、善光寺から歩いて県立美術館に向かいました。美術館の方から説明を聞き、で館内の作品を見て回りました。お気に入りの作品を見つけて、ワークシートに絵を真似して書いたり感想を書き込んだりしながら熱心に鑑賞していました。子どもたちが1番興味をもったのは、霧の彫刻です。館外の彫刻の周りに霧が煙のように広がり、あっという間に子どもたちの周りが真っ白になりました。霧の広がる光景にはしゃぐ子どもたちの姿がありました。
1日があっという間に過ぎ、帰りのバスでは疲れたのかうとうと寝てしまう子もいました。おかげさまで大きな事故や怪我無く楽しい社会見学になりました!