2020年9月 1日(火) 国語の授業でミニディベートに挑戦

9月1日(火)に5年生が、国語の授業で、「ミニディベート」に挑戦してみました。これは、「校長先生役」の児童に対して、それ以外の児童が2つのグループに分かれて説得を行うというものです。今回のお題は、「小学生にはスマートフォンは必要かどうか。」でした。最初にこのお題を出したときには、必要だと思うという人が少し多い状態でした。さっそく「必要」だと思うグループと「必要ない」と思うグループとに分かれて主張を考えました。話し合いでは、様々な意見が交わされていました。「小学生はスマホなんて持ってなくても、公衆電話で電話できるよ。」「でもインターネットで調べられないよ。」「家でパソコンを使えばいいよ。」とか、「スマホのブルーライトは、子どもの目に悪いよ。」「じゃあ、ブルーライトカットの眼鏡かければいいじゃん。」などなど。より校長先生を納得させられそうな理由を、それぞれのグループが工夫して考えていました。この時に、決して相手を言い負かすのではなく、いかに納得させられるのかが重要であるということを伝えていました。そうしたところ、子どもたちは論理的に理由を考えて上手にディベートを展開していました。最終結果として、校長先生役の児童4人中2人が「賛成」、2人が「反対」に分かれました。
こうした活動を様々な場面で実施して、相手に対して上手に物事を伝えられるような力をつけていきたいと感じました。

 

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