2020年10月21日(水) みんなで稲刈りを行いました

6月の代かきから始まった米作りですが、ついに収穫の季節を迎えました。天気が心配されていましたが、10月21日(水)当日は、気持ちのいい秋晴れとなりました。稲刈り鎌を持っていざ田んぼへ。稲を切るときの感触が気持ちよいということで、子どもたちは夢中で稲を刈っていました。途中ボランティアの方から「あとはコンバインで刈るから大丈夫だよ。」と言われても、「全部自分たちで刈りたい!」と言っているくらいでした。その一方で、「そろそろコンバインでもいいんじゃない...」と言っている人もいました。本来ならば、ここにはぜかけが加わります。子どもたちは昔の人がいかに大変な思いをして稲作をしていたかを体験できたのではないかと思います。

 

一通り手作業の稲刈りが終わった後、ボランティアの方が準備してくださった新品のコンバインが登場しました。子どもたちはその大きさにびっくりした様子で、「でっかい!」「かっこいい!」という歓声が上がりました。大きなコンバインは、さっきまで約1時間かけて手で刈っていた広さの稲を、ものの10分程度で簡単に刈り取っていきます。「早い...」「俺たちの苦労はなんだったんだ。」と唖然としている人もいました。しかしボランティアの方からも説明していただいたように、農業の人手不足を解消する一つの手段として非常に有効だということを体験的に学ぶことができたと思います。このように今回の稲刈りでは、社会や総合の授業で学んできたことを実際に体験するという、よい学習ができました。

 

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