2021年2月19日(金) 安全な生活~性被害から身を守ろう

学校には「性に関する指導月間」という重点月間があります。その一環で、6年生では「安全な生活~性被害から身を守ろう」の授業をしました。不審者による犯罪もいろいろありますが、今回の授業では性被害という視点から不審者の犯罪を学習しました。

 

まず、児童を取り巻く犯罪被害の実態を学習しました。県警から出されている資料をもとに、子どもに対する犯罪の実態を子どもたちに教えました。犯罪行為で多いのは「声かけ」、女子だけでなく男子も3割ほど被害にあっている、登下校の時間帯に一人でいるとき被害が多い、路上での犯罪が7割と多い・・・等がわかりました。

次に支部別に分かれて、通学路の地図に「暗い道」「人通りが少ない道」「安心の家」等の箇所に色シールを貼って「安全マップ」を作りました。

最後に、被害にあった時の対処の仕方や被害にあわないための対策を学習しました。合い言葉もいろいろあります。「いかのおすし」はよく知られていますが、「ひまわり」「はちみつじまん」など初めて聞くものもありました。

 

今後中学校に進学すると、今までより帰宅時刻が遅くなります。一人での行動も増えてきます。子どもたちもよくしている「歩きスマホでイヤホン」というのも犯罪に巻き込まれるリスクが高まります。この機会にお子さんと身近にある危険について話をしてみてください。特に女子は今まで以上に気を付けて、犯罪に巻き込まれないよう防犯意識を高めていって欲しいです。

 

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