2021年11月 5日(金) 人権を考える

11月5日(金)に、人権教育がご専門の荻原先生から、差別に関するお話を聞きました。

 

----授業後の子どもたちの感想----

◎私は、私は差別を「自分には関係ない」と思ってしまう人だなと思いました。理由は、仲のいい人が差別されているときは否定をするけど、自分が嫌いな人が差別をされていたら差別をしてしまうかもしれないし、差別を見ている側になれば「関係ない」と思ってしまうかもしれないからです。これからは、「人はみんな幸せになるために生まれてきた」ということを頭に入れて、差別をなくしていきたいと思いました。

 

◎先生のお話を聞いて、部落差別という深刻ないじめや差別が、日本にまだ残っているんだということが知れました。生まれた場所や職業などでターゲットにされてしまうんだなと思いました。今後、未来にそんなことが無いように、差別を否定する人間になりたいと考えました。

 

◎差別は意外と身近にあるもので、差別が収まらないのは、差別を止める勇気がいるからだと知りました。だから、誰かが差別を止めない限り、差別は起こってしまうんだなと思った。もしも自分の近くで差別が起こっていたら止めたい。

 

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担任が小中学生のときには、部落差別のことについては学習をしませんでした。そのため、私は大学生になるまで部落差別のことを知りませんでした。大人に聞いても、タブーにしているような雰囲気で、あまり詳しく教えてもらえませんでした。そうして差別を風化させる、という方法もあるのかもしれません。ですが荻原先生のお話を聞いて、差別に関する歴史を正しく学習したうえで、その理不尽さを考え、積極的に差別を解消していく態度を養っていくことが大切なのではないかと感じました。