2020年11月13日(金) ゴミの分別、正しく出来ていますか?

おおぞら1組では、今週の社会科で、「ゴミの処理と利用」という単元の学習が始まりました。学校生活の中でも普段から、燃えるゴミやビニール・プラスチックゴミを分別していますが、どのように分別しているのか、また、分別したゴミがどのように処理されるのか学習していきます。

 
今週は、捨てられるゴミを種類毎に分別することと、給食で残ってしまう残食がどのようになるのかを映像や写真で学習しました。ゴミの分別では、燃えるゴミと燃えないゴミの分別は、比較的子ども達の常識として知識があるようでした。「じゃあ、ペットボトルや商品のトレイ、新聞紙もゴミとして捨てている?」と聞くと、「お母さんがスーパーのトレイはツルヤに持っていっているよ」、「新聞紙と段ボールは駐車場にためてあるのを見たよ」と話をしていました。「実はお家の人が捨てずに保管してあるゴミは、お店や地域の回収場所に持って行っているんだよ」と話をし、「そういうゴミのことを資源ゴミというんだよ」と紹介すると、「知らなかった」、「初めて聞いた」とつぶやいていました。また、上田市で使われているゴミ袋についても紹介し、袋毎にきちんとゴミが分別されていることを確認しました。

 

残食の学習では、残した給食がどのようになっているのかを学習しました。以前「動物のご飯になっている」ということを学習したようです。今回は家畜のえさ以外にも有効活用されていることを紹介しました。残食によって家畜のえさにならないものは肥料として使われます。出来た肥料は「有機肥料」と呼ばれ、主に土への栄養補充と土壌改良に使われています。ただ、肥料にするのに約90日という期間がかかってしまいますが、燃やすよりもコストが少なく、何より環境にも優しいです。話を聞いて子ども達も「環境に優しいんだね」「ぼくはなるべく給食を残さないようにしたいな」と話していました。子どもたちのクラスは、どの子も給食を残さず食べていて、ほとんど残食がありません。とても良い事だと思います。給食に限らず、日本では「食品ロス」といって、本来食べられるのに売れ残ってしまったり、賞味期限が切れてしまったりした食品が毎日廃棄されています。全ての食品ロスを減らすことは難しいですが、自分達の出来ることから食品ロスを減らしていけたら良いですね。

 

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