2022年2月10日(木) クロームブックでのオンライン授業(おおぞら1組)

今週から短縮日課が始まり、担任も子ども達も少しずつ学校生活に慣れてきました。風邪症状でお休みする児童もいれば、家族に風邪症状があり出席できない児童も多くいます。特に家族で風邪症状があって登校できない時は、感染拡大防止での指導とはいえ、本人は元気なのに登校できないことが本当に不憫だなと感じています。今年度もあと1ヶ月弱なので、お休みする子にもなるべく学習の機会を作れないかと考えていました。

 

そこで塩川小学校でもお試しで、しばらく休んでいる児童数人にクロームブックを持ち帰ってもらい、自宅から学校で行う授業に参加できるかどうかを実践してもらいました。おおぞら1組でも、しばらくお休みが続いた子がいるので、クロームブックを使って自宅から授業に参加してもらいました。8時15分から始まる朝の会から参加してもらいましたが、きちんと接続ができているようで、黒板の文字がしっかりと見え、音声や映像のラグもなく繋がっているようでした。

 

国語の授業では音読や教科書を進めたり、算数の授業では宿題の答え合わせや教科書の学習を進めたりしました。社会や理科などの他の授業も5東の教室とオンラインで繋げることで参加することもできました。その子もオンラインで授業することが斬新で面白いと感じたようですが、それ以上に、おおぞら1組の子ども達や5年生の子ども達が「すげー!○○君が映ってる!」と手を振ってみたり、「○○君元気~!?」話かけてみたりと盛り上がっていた様子でした。担任も今まではきちんと学校に登校して、対面で授業することが当たり前だと思っていましたが、いざオンラインで授業をしてみると「意外と問題なく授業ができてしまうもんだなあ」と感じました。休んでいるその子が全ての授業に参加できたわけではないですが、授業中に困ったことはなく順調に学習ができているようでした。

 

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新聞や報道でも取り上げられているように、県内でもオンライン授業が徐々に増えてきているようです。学習の機会を少しでも持てるように、このような取り組みも必要になってくるのだと思います。ですが一番は、画面越しではなく学校に登校して顔を合わせて授業したり、友だちと過ごせたりできることが一番大切だと思っています。学校でも今はできることとしてクロームブックも上手に活用しながら、学年の学習すべきところを終えられたらいいなと思います。