2020年9月 9日(水) めざせ!手洗い名人

9月の身体測定の後、各学年で、養護教諭の先生による手洗い指導がありました。

はじめに、手にはどれくらいのばい菌がいるのか、写真を見せてもらいました。そして、ふだんの自分の手の洗い方では、どれくらい洗い残しがあるのかを、実験してみることにしました。実験方法は、手に「魔法のクリーム」を塗りこんだ後、石けんをつけていつも通りに手を洗います。そして、その後ブラックライトに手をかざすと、洗い残りが、青白く光る。という実験でした。洗い残しがないように、いつも以上に念入りに手を洗う子ども達。ブラックライトに手をかざすと・・・・「まだ残っている!」「うわ~まだだめだあ!」と、青白く光る部分が残っていることに驚いていました。手の甲や爪の先、指と指の間、手首などにまだ洗い残しが残っている子が多く見られました。「よし、リベンジだ!」と、更に念入りに手洗いを始める子ども達。お風呂!?というぐらい、腕までしっかり洗っている子もいました。満を持してもう一度ブラックライトに手をかざすと、1度目よりだいぶきれいに洗えていました。子どもたちは、コロナウイルスにはエンベローブという脂の皮膜があるため、石けんで洗わないと落ちないこと、ウイルスはたった1ミリメートルに1万個が並ぶ大きさだから目に見えないことも学びました。

 

その後先生から、洗い残しを残さないためには、2時間目休みの後に流れている「あわあわ手洗いの歌」の通りに、洗っていくときれいに洗えるよ。」という事を教えてもらいました。そして、歌に合わせて、爪の先や指の付け根、手首などを洗う練習をしました。最近では「あわあわ手あらい」の歌を歌いながら一生懸命手を洗っている子が増えました。教えてもらったことをすぐに実践する素直さと、行動力が、素晴らしいなと思いました。

 

コロナウィルス感染拡大への不安といつも隣り合わせの毎日ですが、こうした手洗いを毎日重ねていくことが、まずはとても大事なことだと思います。子ども達の意識も高まりました。

 

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