2014年7月 9日(水) 高原学習が終わりました。

一日目、残念ながら雨天で烏帽子岳登山ができませんでしたが、浅間火山博物館、鎌原観音堂の見学ができました。

 出発式での担任の『ピンチはチャンス、友だち、自分、家庭の良さを見つめなおそう』の言葉に、5年生の子どもたちは、よく応え、係活動、飯盒炊爨等しっかりできました。

 

  体育館での出発式

KIMG3053.JPG

 

 鎌原観音堂で説明をしてくださった地元の方。天明3年、浅間山の噴火に伴う熱泥流で生き残った村人94人の子孫の方です。災害への備えはいつも考えましょうとお話してくれました。当時94人の生き残った方々は、復興に向けて新たな家庭を築き、現在では1000人を超える村に復興したとのことです。当時、周りの方々からたいへんに助けていただいたお礼に、現在も観音堂ではお参りに来てくれる方にお茶や漬物をお出ししているそうです。

KIMG3055.JPG

案内板にあった、右側の下を向いている方がご本人だそうです。あともう少しで助かったと思われる女性と老女の方の遺体が出土して、「日本のポンペイ」と言われた有名な火山遺跡です。

KIMG3057.JPG

 

 生死を分けた十五段を下る子どもたち。

seisiwo    se.jpg

 

 

KIMG3061.JPG

雨の中宿舎に到着しましたが、その後雨が上がり、飯盒炊爨、キャンプファイヤーなど計画通りできました。

フォークダンス

KIMG3066.JPG

花火

KIMG3068.JPG

特に二日目、雨の後の快晴でした。池の平湿原の散策では、珍しい高山植物、ヒカリゴケなどがたくさんインストラクターの方に教えていただきました。また、三方が峰からは、上小、佐久が一望できました。登れなかった烏帽子岳、遠くに太郎山、岩鼻が望めました。

  

   右上が烏帽子、中央に太郎山山系が見えます。

saypo syugo se.jpg

 

 初めての集団での宿泊、子どもたち一生懸命にできたと思います。ご準備お迎え等ありがとうございました。

  たくさん撮った写真は後日(7月の参観日に合わせて)、教室廊下に掲示いたします。