2020年2月27日(木) 4年生 命の学習

4年生は命の学習として、「育ちゆく私たちの体と心」を学習しています。

思春期に起こる体と心の変化は子どもたちの人生において正しく学んでおかないといけないことの一つです。

子どもたちもそれを理解して、毎時間真剣に聞いてくれています。これを機にお家でも話題にしてもらえるといいかなと思います。

学習した内容は、育ち方が人によって個人差があること、様々な体の変化、変化が初めて起こったときに、具体的にどうすればいいのかという手当の仕方、心の変化(成長する半面、悩むことが多くなったり、反抗する気持ちが出てくること、好きな人ができたり、興味が強くなったりすること)などです。

今の時代に合わせて、体の性と、心の性が必ずしも一致するわけではないという話もしました。初めて知ることも多く、子ども達も興味深そうに聞いたり、質問をしたりしてくれました。

子どもたちの感想を見ていても「体の変化が分かったから、びっくりしないですみそう。」「もし心配なことがあったら、先生や親に相談したい」「自分の体のことなので知れてよかった。初めて聞くことばかりでびっくりした」「人を好きになるって、大切なことなんだな」「好きな人を友達に無理に聞いたり、聞いたことをうわさでながしたりしちゃいけないな」「もしこれから同性のひとを好きになる人に出会っても、人を好きになる気持ちはかわらないし、そういうことで差別しちゃいけないとおもった」など書いたり、話したりしてくれました。

子どもたちの心は柔軟ですばらしいですね。これから誰にでも起こる、自分の体や心の変化、他の人の変化を大切に迎えていってほしいです。