2021年3月 4日(木) 味噌仕込み 

 3月3日(水)3年生は武石農産物加工センターで味噌造りをしました。

 ことしも生活改善グループの味噌班の方に指導していただきました。

センターの中に入って、「めちゃくちゃいい匂い」がしたそうです。

前日から準備していただいた大豆を煮た匂いです。

 春からたくさんのボランティアの方に協力いただいて2・3年生が栽培・収穫した大豆です。2年生が先に豆腐づくりをしました。コロナ禍できるかどうか心配されましたが、ようやく造ることができました。

 

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 身支度完了!                   挨拶をして、説明を聞きました。            

 

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 軟らかく煮た大豆を熱いうちに潰さないとうまく潰れないので、湯気がいっぱいの中、機械にゆでた大豆を入れます。

潰した大豆と塩・麹と何度もよく混ぜて大きな団子状(味噌玉と言います)にします。

 

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 大きな桶に入れて1年くらい寝かせておきます。

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 できあがった味噌は学校の給食で使ったり、残った分は仕込んだ子供達が持ち帰ります。

 昨年仕込んだ味噌も先日4年生が持って帰りました。もちろん、昨年の味噌もおいしい味噌でした。

 

 脱穀の折に1粒でも大事にと落ちた大豆も拾っていたのですが、乾燥している間に減ってしまいました。(鹿の仕業かも?)

収穫量が減ってしまった大豆、豆腐・味噌が作れるかな?と心配されましたが、お手伝いいただいた農業委員さんがわざわざ「使って!」と大豆を持参していただき、今年も無事に味噌仕込みができました。

 この味噌は無添加発酵食品なので、毎年上部表面にカビが出ていました。生活改善グループの味噌班の方にご指導いただき味噌蓋をのせました。きれいな味噌ができることと期待です。

 栽培から収穫、豆腐作り、味噌仕込みと多くのボランティアさんに関わっていただきありがとうございました。

 毎年、こうして多くの手をかけて造られる味噌の体験学習ができることに感謝しています。

 どんな味噌になるのか1年後が楽しみです。