2022年3月 4日(金) 2年生 ちょこちゃんが帰って・・・

月曜日は、みんなでちょこちゃんとのお別れをむかえることができました。
佐久から来ていただいた高校の先生方へのおれいの言葉は、どの子もはっきりとありがとうの気持ちを伝えられました。
ただ、やはりその後いよいよお別れとなると、涙があふれてくる子もたくさんいました。

ちょこちゃんもはじめいやがるようなそぶりを見せましたが、車に乗ってからは大人しくなり、
「メ~」と一回鳴いて帰って行きました。
子どもたちはそれを「さようなら」と言ったように感じとったようでした。

次の日、やはりちょこちゃんの話題がたくさん出ました。
ちょっとしんみりとする中、道徳で「わすれられないおくりもの」というお話を扱いました。
このお話では、森の動物たちが大好きなアマグマさんとの永遠の別れを経験します。
別れ方は違いますが、動物たちが感じる喪失感や悲しさは子どもたちにも共通するかなと思います。

そして、時間がたっていく中で、アマグマさんが教えてくれたことや、
残してくれた思い出をみんなで笑顔で語り合えるようになっていきます。

ちょこちゃんがみんなに残してくれたもの・教えてくれたこともいっぱいあります。
子どもたちからでてきたのは・・・
○楽しい・うれしいたくさんの思い出 
○命を飼うことの大変さや大切さ 
○友達との関わり方 
○大好きな気持ち 
○たくさんの笑顔 
○別れる寂しさ などです。

ヒリヒリとするような寂しさも、まだまだ残っていると思いますが、
ちょこちゃんがくれた、たくさんの思い出を胸に、これからも大きくなっていってほしいと思います。
そして、ちょこちゃんとの思い出を楽しく笑って話していけるといいですね。

さて、お別れはしましたが、まだ学習は片付けまでやりきるまで続きます。
今週は、お世話になった全校の人たち・地域の人たちへのおれいの言葉を伝えてきました。
時間が合えばエリアトークも聞いていただけたかなと思います。
あとは、小屋をきれいにもとに戻していき、次に何か飼いたい人たちが出てきたときに使えるようにしたいと思います。

 

chokotyankaeru01.jpg chokotyankaeru03.jpg

 

chokotyankaeru02.jpg