2023年11月10日(金) となりのたぬき?
11月8日の校長講話では、人権旬間に合わせて「となりのたぬき」という絵本の読み聞かせをして
いただきました。
タヌキとウサギは仲が悪く、いばりんぼうで嫌なことをしてくるタヌキに対してウサギも文句を言ったり
やり返したりしていました。ウサギはお月様にタヌキをやっつけてくれるようにお願いをします。お月様は
やっつける約束をする代わりに「一か月、タヌキに親切にすること」を条件に出します。それならと
ウサギがタヌキに親切にしていくと、タヌキも次第に親切になっていきます。そして1か月後、ウサギは
お月様へのお願いをやめてもらいました。
教室で考えたことを聞くと「もしかしたらウサギは、自分が知らないうちにタヌキの嫌なことをしてしまって
いたからけんかになっていたのかもと思った。」「やさしくしたから相手からもやさしくされたんだ。」
「お月様は、ウサギがタヌキの良いところを知ったから、よかったと思っている。」
「学校でタヌキと同じような人がいても、やさしい所は必ずある。」
「人は、みんないいところややさしいところがあるということが分かった。」などと、たくさんの考えを
出してくれました。(4年学年通信より)
友だちと仲良くするためにどんなことが大切か、考える機会となりました。