2023年6月16日(金) 今月のお花（6月）
華やかなピンクとグリーンのアレンジです。梅雨空のじめじめした空気の中、ぱっと目が覚めるような対称的な色合いで、個性を発揮している花に全校が癒やされています。今月のお花は、ニューサイラン、コンシンナ、ダリア、トルコキキョウ、ぎぼうしです。
棒状に立ち、ダリアを支えているのがニューサイランです。すらっとした長い葉が特徴ですが、根を焼いてすりつぶしてシップにしたり、茎でいかだを作ったりなどの用途もあったそうです。
コンシンナはよく見られる観葉植物で、このアレンジでも花びらのように広がって土台となっています。
ダリアはこのアレンジで間違いなく主役に見えます。このような大輪のダリアも最近では見られるようになりました。名前の由来は、スウェーデンの植物学者リンネの弟子であるアンデシュ・ダールからきているそうです。花言葉は「栄華」「華麗」です。
トルコキキョウは、花もちがよく、さまざまな色合いの物が出ているので人気の花の一つですね。この花の花言葉は「思いやり」「希望」「すがすがしい美しさ」「あなたを思う」だそうです。
ぎぼうし・・・初めて聞いた名前です。漢字で書くと、擬宝珠。伝統的な建築物の装飾で、寺院の階段や神社の回廊、手すり、柱などに設けられている飾りのことを意味しているのだそうです。
学校の定位置に生けられるまで、実に多くの年月と改良を経て原産地から旅してきた花々なのですね。