2025年4月 8日(火) 学習&情報オリエンテーション
学習・情報オリエンテーションを行いました。今年度から、朝の時間の週1日ですが、読み方のトレーニングを全校で行うことになりました。「漢字や英単語、計算ドリルなど基礎的な力を養うドリルを行った方がよいのではないか」、という議論もありましたが、昨年度の全国学調のふり返りをする中で、「回答以前に問題文の読み取りにおいて課題があるのではないか」という話題が挙がりました。このトレーニングは文章と図との対応、推理、関係の整理、情報の選択などの力を養うものです。やってみると意外と難しいのです。例えば、以下のような問題があります。生徒が「やらされ感」なく、簡単だと思ったら意外と難しいので本気になってくれるとよいと期待しています。
○「パソコンのソフトなどの使い方を覚えるための教材をチュートリアルといいます」この文に書かれている内容に合うほうをa・bから選び、答えなさい。
a チュートリアルとはパソコンのソフトのことだ。
bチュートリアルとは使い方を学ぶ教材のことだ。
ルールを守り、ICTを正しく利用する力とともに、1人になってじっくり聞いたり考えたりしながら、他の考えや多くの情報に振り回されず自分の意見をもつ力が必要であると思います。この「読み方トレーニング」を教師も生徒もあれこれと考えながらやってみる姿を早く見てみたいです。