2025年7月 1日(火) 校長講話【7月】
7月7日、七夕にちなみ、校長先生は織姫と彦星のお話をされました。晴れた夜、夜空を眺めて天の川をはさんで輝く夏の大三角形(こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ)を見つけてみませんか、と全校生徒に語られました。
さて、今回の本題は「アクセルとブレーキ」についてです。今の世の中、「スピード」が要求されがちですが、スピードを上げることと同時に「いかに安全に止まるか」ということも重要です。私たちも行動するとき、自分の意志で考え、アクセルを踏んで前進します。しかし脇目もふらずに進むだけであったとしたら、自分や他の人が傷ついたり、人に迷惑をかけてしまったりすることがあるかもしれません。そのようなとき大切にしたいのは「ハンドル」です。目の前をよく見ながら目標をもち、アクセルとブレーキを上手に使い分けながら、確かなハンドルをもって自律的に行動する。このような心構え、心のコントロールが必要だということです。
校長先生は「1学期の登校日数も残り17日です」と全校生徒を励まされました。学期末や学期のはじまりには、誰もが節目としてこれまでの自分をふりかえりながら、新たな目標をもったり頑張った自分を更に鼓舞したりすることがあると思います。梅雨も明けて暑い日々ですが、日によって落ち込んだり気分が上がったりすることがあっても「それこそ人間らしい!」と割り切りって残りの日々を元気に過ごしていきたいですね。