2021年5月12日(水) 校長講話(5/12) 一人1台端末環境について

話をするだけでは、実感できませんので、各クラスの代表に端末を持ってきてもらい、試しにつないでみました。校長が出したアンケートにその場で答えると、リアルタイムに回答が出てくるというものです。結果は4分の3の生徒はこのようなWEBアンケートを初めて行ってみたことや、9割の生徒はキーボードを使って(速くは打てないけど)文字入力がまあまあできるということがわかり、全校生徒は、その回答が次々と届く様子をスクリーンで見ることができました。

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その後、次のような話を続けました。

このようにICTを活用することによって、今までではできないほど効率のよいことも可能になります。学ぶ意欲が高まり、対話したり協力して一つの作業をしたりできる機会が増え、学びが深まることも期待されています。しかし、道具には光と影の部分があります。このクロームブックを使えば、インターネットを通じて世界ともつながることができるわけですが、「インターネットはナイフと同じ」という側面があります。ナイフは、物を作ったり、料理をしたり、私たちの生活になくてはならない便利なものです。でも、目的や使い方を間違えると、人を傷つけ命を奪う道具にもなります。無数の見えない相手とつながるネットは、1本のナイフより、もっと危険な無数のナイフになる場合すらあります。よく考えないで軽い気持ちで無責任なことを載せてしまう。面と向かっては言えないことをネットに書き込んでしまう。誰かのことばにつられて、自分の頭できちんと考え判断するということを忘れてしまう。そうならないように、情報を使う力を身につけるとともに、情報モラル・マナーの面も磨いてほしいと思います。皆さんは、このクロームブックを使って、これからの学習に大いに役立てて下さい。