2021年10月 6日(水) 10/6(水)校長講話

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今年度の後期人権教育月間を控え、人権についての校長講話を行いました。

YouTuberのDaigoさんによる今年8月7日、You Tubeの動画の中で生活保護を受けている人や路上生活をしている人(ホームレス)に対して「生活保護の人が生きてても僕は別に得をしないけど、猫は生きてれば得だ」「自分にとって必要のない命は僕にとって軽い。だからホームレスの命はどうでもいい」などという、一連の差別発言問題を取り上げ、その問題に触れ、どう感じたかを生徒に投げかけました。

 人は、物事を知らないままでいるなどして、間違った認識をしたり、考えないまま他の人に言われたとおりになったりすることがあり得ることや、きちんと学び、人権感覚を身に着けていれば、他の人から間違ったことを言われてもそれはおかしいと相手に伝えることもできることのお話をされました。逆に、きちんと学ばずにいると、周りの人々の影響などで差別や偏見の意識が植え付けられる恐れがあり、差別の意識がそのままになってしまうこともあるため、小学校・中学校では、毎年、人権に関する学習を集中して行う時期を設けている説明をされました。最後に多くのことを学び、多くの声を聞き、多くの交流をすることで、自分自身の人権感覚をさらに磨いていき、人権学習を深めていきましょう。と締めくくられました。

 今年度も後期の人権教育旬間を通じ、生徒の人権感覚を磨き、差別を許さない実践力の育成を目指してまいります。