2025年6月25日(水) 積極的に来訪者を不審者と位置付ける勇気を......

職員研修「不審者対応訓練」~積極的に来訪者を不審者と位置づける勇気~

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 6月25日(水)の児童下校後に、 長野県警察スクールサポーター(生活安全部人身安全

 ・少年課)の方を講師に招いて、職員研修「不審者対応訓練」を行いました。

 不審者による過去最悪の事件は、2001年(平成13年)6月に起こった大阪教育大学教育

 学部附属池田小学校での事件。皆さん、覚えていますね。記憶に新しいところでいうと、

 今年5月に起こった東京都立川市立第三小学校での事件でしょうか。

 不審者対応訓練は、繰り返し実施していても、火事や地震などの避難訓練のようには、

 本番は動けないもの、正解はないものであります。訓練そのものの想定も難しいのですが、

 今回のねらいは、不審者が現れたときの職員の行動と(児童の行動)を理解・確認する。

 緊急放送の「暗号」が 共通理解され、機能すること。 緊急時の役割分担を理解すること。

 緊急時の行動・指示が的確にできること等に定め、とにかく訓練を実施してみました。

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 火事や地震を想定した避難訓練や保護者への引き渡し訓練などと異なり、不審者(犯人)

 が何を所持しているか、どんな動きをするのか等、ケースバイケースになりますので、

 今回は不審者役を立ててより実践的に行いましたが、やはり課題・反省点など指摘された

 ことがたくさんありました。(ということは......たくさんの学びがあったということ)

 講師のスクールサポーターの方からは

 「積極的に来訪者を不審者と位置づける勇気をもつこと」

 「不審者と判断したら躊躇することなく行動をとること」

 「判断を誤った場合でも、その判断を責めることではなく、その後の対応を誤らないこと」

 等を指導していただきました!

 丸子北小学校は誰にとっても「安全安心な学校づくり」をめざします!