2019年12月23日(月) 「全国学力・学習状況調査」の結果について

 4月に6年生を対象に行われました「全国学力・学習状況調査」の結果についてお知らせいたします。

 本校は、「国語」「算数」共に、全国平均を上回る結果となりました。

 「国語」では、「話すこと・聞くこと」及び「読むこと」の領域が、どちらも全国平均を大きく上回っていました。反面、「書くこと」の領域が、全国平均をやや下回っていました。このことから、与えられた文章の内容を読み取り、その特徴や工夫されていることを指摘できる力が必要であることが見えてきました。また、与えられた条件で理由を書く力も、普段の授業の中で付けていきたいと考えます。

 「算数」では、「数と計算」の領域の正答率が高く、基礎・基本の学習が身についていると思われます。しかしながら、記述式の問題になると回答率が全国平均をやや下回ることから、単なる計算問題ではなく長い文章を読みながら、その考え方を説明する力をつけていきたいと思います。また日常の授業の中に、説明をしたり話し合ったりしていく場面を大切に位置づけ、積み重ねていきたいと考えます。

 今後も学校と家庭で情報交換をしながら連携を密にし、子どもたちにより確かな学力が身につくよう工夫をしてまいりたいと思います。

 ご家庭でも、家庭学習の時間確保や自主学習の習慣化をしていただくと共に、日常生活の中で経験を積み、子どもが自分で考える機会を与えていただきますよう、ご協力をよろしくお願いいたします。