2025年9月30日(火) よさや伸び、可能性に目を向けて~「通知表」に寄せて~
よさや伸び、可能性に目を向けて~個別懇談会で「通知表」配付~

かつて(数年前)は、「通知表」はどこの学校でも3学期制で、夏休み前、
12月の個別懇談会、そして、3学期末に家庭へ配付していたのですが、
今では小学校の「通知表」は、前期・後期制が主流となりつつあります。
本校も学校生活は、3学期制をとっておりますが、「通知表」は前期・後期制
なので、今回の9月22日(月)~30日(火)ののべ5日間におよぶ
個別懇談会の際に、学級担任より、保護者の皆様へ手渡されました。
「通知表」とは、学校からお子さまの教科の成績や学校での
日常生活の記録などを、お子さまや保護者の皆様にお知らせするものです。
本校の「通知表」は、お子さまのよさや伸び、可能性に目を向け、
目標に向かって努力している姿を大切にし、成長・変容の過程を見守り、
支援していくという姿勢で、学校生活における学習や生活の様子をお知らせします。 
通知表の役割について
通知表は、一定期間の子どもたちの学校生活の様子や学習指導の成果を本人、
保護者に知らせることによって、本人の今後の一層の努力を促す契機とするとともに、
保護者の方が我が子を理解し、指導する上で貴重な資料となり、その子どもの教育に
ついて家庭の理解と協力を求める重要な役割を果たすものです。
しかし、大切なことは単にその子の学習や生活の様子を通知するためのものではなく、
その子のよさや可能性をさらに伸ばすためのものであることを、
保護者の方にも十分認識していただきたいと思います。
一人一人が頑張れたこと、成長できたことを教師側がとらえて、お家の方にも伝わる
ように表記したつもりですが、教師側のとらえもまだまだ十分でない点やその子の
よさや可能性が十分に伝わるような表記ができなかった点もあるかと思います。
また子どもたちは日々成長していますので、教師側がとらえたり評価したりした
時点の姿と若干変化してきている点もあるかと思いますが、
その点につきましては、今後も長い目でとらえていきたいと思っています。
ぜひとも子ども自身が頑張れたこと、成長できたことを捉え、認めてほしいと思います。
決して「◎や△の数」ばかりに目がいったり、「通知表」をしかる材料にはしたりは
しないでください。宜しくお願い致します。

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