2014年10月29日(水) 脱穀(だっこく) 5年生
先日5年生で刈った稲をわらとお米に分ける作業、だっこくをしました。
今回もいつもお世話になっている講師の先生に教えていただきました。
講師の先生はだっこくするための道具を何種類も持っていらっしゃる方で、昔のだっこくの仕方から今のやり方までたくさん経験させてもらいました。
写真の奥にあるのは、足踏だっこく機で、ずっと昔に使われていたものです。足で機械を動かすと中にある歯が回って、その勢いでだっこくできます。しっかりと稲を持っていないと、機械の中に稲が入りこんでしまいました。講師の先生にアドバイスをもらいながら、歯の勢いに負けないようにがんばって稲を持ちました。
足踏だっこく機でだっこくしたお米には、小さな茎が混ざってしまっているので、このような機械(とうみ)を使って、お米だけを集めていきます。ぐるぐると回すと、風の勢いで、きれいなお米だけが出てきました。
これは、今、多くの農家でやられているだっこくのやり方を教えてもらっているところです。機械に稲を通すと、簡単にだっこくができました。
博物館にあるような、ふだん見ることのできない機械を見たり、実際に使わせていただいたりして、貴重な経験をさせてもらいました。いつも自分たちのために、準備をしてくださる講師の先生に感謝です。
これから収穫したお米をどうするか、みんなで考えていきます。