2023年6月30日(金) 6年生 理科校外学習

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 6月30日(金)に6年生の理科校外学習がありました。上田創造館に行き、魚の解剖と天体観測について学習をしました。

 まず、理科学習の全体についての心構えをご指導いただきました。理科の観察や実験では、"本物を見る"ことが大切であり、命とどう向き合うかが大切であるということなどを学びました。

 サバの解剖では、「①食べたものは体の中のどこを通っていくか。②食べたものは体の中でどう変わっていくか。③えらの形はどうなっているか。」の3つをめあてにして学習を行いました。先生から解剖のやり方を教えていただき、実際に自分たちでやってみました。話をしっかり聞いていたので、戸惑うことなく解剖を進めることができました。魚の体を切り開き、内臓を取り出しました。口から割り箸を入れて通り道を確認しました。腸の長さを測ってみると約30~40センチ位ありました。胃の中を開いてみると中からイカの足が出てきた班もありました。また、胃から腸へと食べものが流れていくとだんだんドロドロになっていくことも分かりました。正に本物を見ることで発見できました。

 次に月や太陽のことについて学習をしました。地球の大きさを1とすると、月は1/4倍の大きさで、太陽は109倍の大きさであることを学びました。太陽は月の436倍ですが、なぜ地球から見ると同じ大きさに見えるかを考えました。そこには太陽から地球までの距離と地球から月までの距離の間に比例の関係が成り立つことから同じ大きさに見えることがわかりました。つまり、太陽は大きい天体ですが、地球からかなり離れているので小さく見えるということです。その後、実際に大型望遠鏡で黒点を観察し、地球の自転により太陽が動く様子を確認しました。やはり本物を見ることによって、考え、学び、おどろく姿が見られました。

 最後にプラネタリウムで太陽と月の見え方についての学習をしました。理科では条件制御(条件を一つだけ決めて観察すること)が大切です。時間を同じ午後5時にして、日付をかえて7/23と7/26で比べてみると、月と太陽とどんな位置関係にあるかなど大きく変わった点について確認しました。

 創造館では本物を見て、多くのことを学びました。上田創造館の先生方ありがとうございました。