2023年9月21日(木) 本原小のなぞ(校長講話)

DSC00004.JPGDSC00009.JPGDSC00010.JPG DSCF3850.JPGDSC00019.JPG

 9月21日(木)に校長講話がありました。今回の校長講話では、校長室前の不思議な箱と玄関前の松について、2つのなぞを校長先生が解きあかしてくれました。「なぞ1」校長室前の不思議な箱について、中に何が?、とても貴重?、なぜ本原小に?、どんな人?など、なぞを解きあかしてくれました。皆さんご存じでしょうか? 謎を解くと、中には岩石標本が入っています。とても貴重で、皇太子(後の大正天皇)にも献納されたそうです。この標本を作った方は、保科百助先生で、第3代本原小学校校長先生でした。先生は、立科町出身で、教育者でもあり鉱物学者でもありました。標本の箱には、「明治三十六年十月」の記述がありました。

 「なぞ2」玄関前の松について、皆さんご存じでしょうか? この松は、五無斎(ごむさい)松といわれています。この松についても、校長先生がなぞを解きあかしてくれました。まず、五無斎という名は、保科先生のことだそうです。保科先生の教え子たちが、先生をおよびして記念に植えたそうです。今から112年前校庭に植えられました。その後、玄関の階段横に移されました。

 校長先生は、「実験や観察を大切にしたこと」や「自分の得意なことを大切にしたこと」など、保科先生の生き方としてすごさを感じたそうです。

 さて、9月21日に1日だけ、校長室内に保科百助博物館がオープンしました。子ども達もなかなか見る機会もないので、熱心に見ていました。実験や観察を大切にした保科先生も鉱物の標本の公開をきっと喜んでくれたと思います。