2022年9月14日(水) 小柳産業さん出前授業(4年)

 廃棄物処理業者の小柳産業さんの方が学校へ来て、ごみのリサイクルやごみの減量について講演をしてくださいました。私たちの出したごみがどのように処理されているのか、一年でどのくらいのごみの量が出されているのかなど、分かりやすく話してくださいました。

 

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   一年間に使われるレジ袋を積み重ねると高さはどのくらい?・・・ 東京タワーの高さくらい? 富士山の高さくらい?・・・ 答えはなんと宇宙ステーションを超える高さ! 「え~」子どもたちからは驚きの声が上がりました。

 

 「リサイクルも大切だけど、それは最終手段です。大事なのは、ごみを減らすことです」という説明に、子どもたちも納得していました。また、プラごみの中に違うものが入っているのを手作業で取り除いている仕事の様子をVTRで見て、正しく分別しないと働いている人たちにも迷惑をかけてしまうことを知りました。

 

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   そして、自分たちにできること(エコ宣言)を書きました。「買い物に行くときは必ずエコバッグを持っていって、レジ袋はもらわない」「プラマークがついているかどうかを確かめて、プラごみを分別する」「本当に欲しいものじゃないと買わないようにする」「食べ残しを少なくする」など、みんなしっかり考えられました。

 

 また、講演の最後には、「実験コーナー」がありました。ペットボトルから綿ができる仕組みを実際にやって見せてくださいました。ペットボトルを細かくしたものを熱して、液体になった物を遠心力で小さな穴から出すと糸状になります。子どもたちから「あ~、綿あめだ」と声が上がりました。まさに、綿あめと同じような感じでした。

 

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   4年生社会の「ごみの処理と利用」のまとめとして、良い学習になりました。