2014年11月26日(水) 自分の命を守るために(校長講話)

 11月26日に校長講話がありました。

今年は長野県で災害が発生しています。南木曾の土石流災害。木曽の御嶽山の噴火。そして、先日の地震。

地震では、4年生が見学に行ったばかりの善光寺でも灯籠が倒れるなどの被害がありました。

今、立て替えが進んでいる南校舎も、古くなったから建て替えるのではなく、今の校舎のままでは大きな地震が起きたときに倒れてしまうかもしれないから、建て替えるのです。

土曜日の地震のとき、皆さんは家で何か身を守るための行動を起こしましたか?

今回の地震では、けが人は出ましたが、素早い救助で亡くなった方はいませんでした。命が守られました。

 

家で、学校で、いざ地震というときどうするかを考えておかないと、自分の命を自分で守ることにはなりません。

今、災害を技術でカバーしていこうという取り組みが進んでいます。

災害対策ロボットや、空から様子を見ることのできるヘリコプターなどが実用化されつつあります。

技術を磨くために頑張っている中学生に「ロボコン大会」で会いました。いつか、災害に役立つ取り組みになるかもしれません。

今年取り組んだ「巣箱づくり」も益鳥を育て、森林を守り、災害を防ぐためのひとつの取り組みです。

学校で仮設校舎を建てている人たちも安全を考えて、クレーン車を操作してくれています。

 

皆さんも、自分の命を守るためにはどうしたらよいか、命を守るために自分には何ができるかを考えて下さい。

P1380841.JPG

P1380843.JPG