2015年9月30日(水) 校長講話「人とのつながり~思いをつなぐ~」
9月30日の校長講話です。
9月10日に豪雨があり、茨城県で大きな水害がありました。
常総市の被害を伝えるニュースの中に、中学生高校生が被害を受けた自分たちの小学校を片付ける姿がありました。彼らは
「困っている友だちの力になりたくて。」「卒業した学校が大変なことになっていたから。」と答えていました。
2011年3月11日には、大地震と津波により大きな被害が出た東日本大震災がありました。
校長先生の友だちが岩手県や福島県、青森県にいますので、メールで安否確認をしていました。
東日本大震災翌日、長野県北部でも大きな地震がありました。その時も、メールで「長野県にも地震が起きていますね。砥石さんも気をつけてください。」との連絡をもらいました。
心配してくれるメールで、「人とのつながり」をありがたく思いました。
しばらくして、勤めた軽井沢では、岩手県大槌町を支援していこうという活動をしていました。
小学生と中学生が集まって、自分たちで会議をし、「ウェブベルマーク運動」という活動です。軽井沢のメンバーは、長野県全ての小中学校に協力してほしいというチラシがを届けました。
大槌町に寄付をしたり、チャリティーコンサートを企画したりもしました。コンサートは3月8日に行われ、大盛況でした。
その様子がニュースで流されましたのでみなさんも見てください。
「人とのつながり」は、「人を思いやり、互いに助け合う」心を育ててくれることが分かりました。そして、「人を思いやり、互いに助け合う」心は人として、必ず身につけたいもので、復興支援の大きな力になるものだと思います。
校長先生は、これからも、たくさんの人とつながっていきたいと考えています。
みなさんにも、たくさんの人とつながって欲しいと思います。そのためには、クラスの友だち、先生ともっともっとつながりを深めましょう。そして、「人とのつながり」を大切に「人を思いやり、互いに助け合う心」そ育てて欲しいと思います。
運動会練習や運動会で、「人とのつながり」が見られることを期待しています。