2015年3月18日(水) 3学期終業式
3学期の終業式がありました。
今回は3年生が総合的な学習の取り組みを発表しました。
1組は、アザレアンさなださんとの交流についてです。交流する前の気持ち、交流したこと、来年への願いなどをひとりひとり発表しました。
2組は、人とり川についての発表です。
どうしてできたのか、流れる向きの謎などを劇や絵で発表しました。
最後に全員でリコーダーで演奏しました。曲は「春よ来い」(松任谷由実の)です。
校長先生のお話になりました。
3年生の発表は、本物をしっかりと発表してくれました。6年生は、先日、感謝の奉仕活動をしてくれました。引っ越しがずいぶん進み、南校舎とお別れができるような状態になりました。本原小を思う気持ちが伝わってきたと思います。
この写真は、昨年学校に来てくださった方の写真です。かつて、真田は赤い色をシンボルにしていました。赤は強さを示す色で、赤を使ったのは、真田の知恵です。
昔、戦国の時代に、ある勇猛果敢なお侍さんがいました。その人は戦いの時に、金ぴかの鎧甲を身につけて戦い、大変な強さでした。そのため、敵の侍も、その鎧を着た人には近づかないほどになりました。
そのことを知った若い侍が、その鎧甲を借りて戦いに挑みました。しかし、すぐに強くないことが分かってしまい、敵にやられてしまいました。
力がない人が見てくれだけ強くしても、すぐに化けの皮がはがれてしまうものです。
3年生の発表は、本物の勉強をした人が、力一杯発表したから、聴く人も一生懸命聞こうとするのです。
明日は、主役と脇役が一緒になって作り上げる卒業式です。見た目は地味でも、心は熱いという姿を見せて欲しいと思います。
心を伝えるのは、歌であり、ことばであり、気持ちのこもった礼であると思います。皆さんも歌や呼びかけで気持ちを伝え合いましょう。
ものづくりも人へ気持ちを伝える方法の一つです。喜んでくれる人のことを考えて一生懸命作ったものは人を感動させることができます。
みんなで、明日の卒業式を成功させましょう。