2023年9月12日(火)  見ているようで 見えていない

低学年の下校時刻からしばらくしてから校内を歩いていると、一人でぽつんとランドセルを背負った子がいました。声をかけると

「お家の人が迎えに来るはずなのに、来ていない。」

とのこと。

待ち合わせの場所はどこなのか...、本当に約束できていたのか...

あれこれ聞いたのですが、その子の応えは

「ちゃんと迎えに来るはず。でも、あちこち見たけどいない。」

というのです。

 

事務室に連れていき、お家の方に私の方からお電話をしてみると

「さっきから待っているけれど、子どもが来ない。」

とのこと。

あれ~?(?_?)と、なりながらも、もう一度待ち合わせの場所に向かうと。。。

 

「あれ?あそこに(家の車が)停まってる!」

建物の陰から見える、わずかな車体に気づいた(見つけた)様子。

 

間違いなく車に乗り込むのを見届けて、バイバイ(@^^)/~~~をしました。

  

ふと思いました、子どもってそういうところあるよな~、と。

一度思い込むと、それが完全な事実のように思ってしまうことって。

無いと思ったら、無いわけで、

見えたと思えば、見えたわけで、

聞こえたと思えば、聞こえたことになる。

 

純粋と言うか、素直というか、シンプルと言うか...、疑ったり、客観視したりって、何歳くらいから始まるのかなと、疑問に思いました。

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