2025年9月 1日(月) いつもと違う、非常時の訓練
きょう9月1日は「防災の日」。
きっと多くの学校で、「地震」を想定とした「避難訓練」をしたと思われます。
塩尻小も、もちろん行いました。
地震が来た!
という想定で、1年生もしっかりと机の下に身を隠しました。
そして、しばらくしてから、校舎外への避難指示の放送が入ります。
しかし、
今回は
いつもの訓練と一味変えて行うことにしました。
それは、先生方にも内緒にして、避難訓練マニュアルとは違う問題が生じた!!
という想定にしたのです。
それは、通常の避難経路が
・ガラスの破損や天井の崩落があり、とても子どもたちを歩かせるわけにはいかない。
・地震で扉がゆがんで、開けることができない。
そんな想定を突然設けて、子どもたちばかりではなく、避難誘導する先生方にも、
「もしも」
に備えてもらったわけです。
いつもとは違う通路を、その場で担任が判断をして、情報共有して子どもを導く。
暑い中でしたが、子どもも大人も、考えて行動していたように思いました。
ちなみに、校長もいない!という想定にして、教頭先生に情報集約と指示をしてもらいました。
もしもに備えるというのは、想定外もたくさんあると思いますので、様々な形で練習をしてその上で、
うまくいかないことや困ったことを出し合いながら、よりよい方法を探っていくことが大切かと思います。
教科学習も同じで、迷いや間違いがあるからこそ、成果が身につきやすいのではないかと考えました。
年に1回の防災の日です。ぜひご家庭でも、「もしもの時は...」について話し合えるといいですね。