2025年10月 8日(水) 校長講話【10月】
明日から秋の人権同和教育旬間が始まります。それに寄せて校長先生は「不易流行」についてお話されました。人としてずっと変わらないもの・ことは、人は人とかかわり、集団としての役割を果たすことであること(不易)。電子マネーやVR空間でのかかわりなどどんどん自動化が進み、今後50年以内には1家庭に1ロボットがいる、などということもあり得るかもしれない(流行)。これらについて生徒の皆さんに問いながらお話されました。例えば学校なら、学級や学年においての友との協力や思いやりを示すこと、これは人権の考え方であり、ずっと変わらない、変えてはいけないこと。この考え方が一人一人の人権の基盤となり、六中では「黄色いリボン宣言」に生きている、とお話されました。
第六中学校には5箇条の黄色いリボン宣言があり、20年近くもこの宣言が受け継がれてきました。この宣言を「変えてはいけないもの」の一つとして、これからも学校の宝としていきたいと思います。5箇条のうちのひとつをご紹介します。
第3条:わたしたちは、相手を思いやり、自分を大切にしながら個性を尊重し合います。人権同和教育を通して、改めて全校生徒が「不易」について考えることができればよいと願っています。