2025年12月 2日(火) 「ぷちっと参観週間」～1年数学 自由進度学習を参観～
生徒支援、適応支援、生徒指導等の研修はこれまで複数回行ってきましたが、学力向上や授業改善の職員研修は今年度3回目となります。「ぷちっと参観週間」と題して職員同士が互いの授業を自由に参観し、学び合う研修週間が終わりました。最終日には有志が集まり、学んだことや課題に思うことなどをお茶を飲みながら話し合いました。このリフレクションタイムには校長先生も参加していただき、各教科の見方・考え方を基にした活発な話し合いができました。このリフレクションタイムで出てきたキーワードをまとめると、「教えない授業」になりました。「与えすぎ、一方的に教師が教え込まず、生徒に考えさせる場面や時間をつくる」ということです。
数学ではベテランの先生が自由進度学習に挑戦し、この実践のために時間をかけて準備されていました。生徒がYou Tube動画、e-ライブラリ、教科書、折り紙などの実物など同じ単元で数種類の教材を用いて、自分のレベルに応じて選びながら作図の問題に取り組んでいました。教室は割とにぎやかなのだけれども、一人として無駄話をしている生徒はおらず、一人となって問題に没頭している生徒、互いに教え合っている生徒、「数学結構好きなんですよ～」と言いながらさくさく問題を解いている生徒、先生に支援を求めて教えてもらっている生徒などがいました。まさに個別最適な学びの場面を見せていただきました。生徒たちのさわやかな学びの姿、先生たちの工夫を見せていただきました。