2022年10月28日(金) ２年学年選挙・ハンセン病学習
本日の学年総合の日では、２年は、３年生からの生徒会引継ぎを目前に、生徒会三役の学年内選挙を行いました。２年生が各クラスの候補者の演説を事前に配布された公報を片手に、真剣に聴き入る後ろ姿から、次期生徒会を引き継ぐやる気を感じることができました。
３校時からは、ハンセン病の問題を学ぶ人権学習を行いました。今年度も上田聖ミカエル及諸天使教会の江夏一彰さんを講師に迎え、講演会を開催しました。
官民あげた「無らい県運動で」、多くの患者を療養所へ強制隔離していた歴史や、その無らい県運動が長野県で特に盛んだったこと、現在は高齢化が進み、療養所で暮らす元患者が減少していることを学びました。
近い将来、ハンセン病問題が「なかったこと」と忘れ去られてしまうことが危惧されていることから、生徒たちがこの問題を学んでいることに価値があると位置づけていただきました。人権学習で学んだ実践力を、日々に活かしてよりよい生活が築けるよう期待いたします。