2009年7月28日(火) まなびの教室での指導の様子から
「まなびの教室」では、自立活動的内容を指導しています。
たとえば作文を順序立てて書くことの苦手さがあり、視機能・視知覚のトレーニングも必要であり、また社会性を育てたいと考え、授業を三つの内容(ビジョントレーニング、作文の指導、個別のソーシャルスキルトレーニング)にモジュール化し、それぞれの内容を、一定時間集中して取り組めるように考え、実践してきました。
指導を続けてきたことで、
・ 左右の概念がやや曖昧であったが、継続してトレーニングすることにより、確実になってきました。
・ 作文では、「あなたは算数が好きですか?」に対して、「ぼくは算数が好きです。なぜかというと~だからです。」という文章を抵抗なく書けるようになりました。
・ ソーシャルスキルとして、電話で「お母さんいますか?」と言われた時、「はい、お待ちください」の言葉がスムーズに出るようになりました。
・ 学級で周りの友達から「明るく元気になった」と言われるようになり、ポートボールで集団の中に入って一緒に行うようになりました。さらに、始業式に全校の前で目標を堂々と発表できました。