2017年7月26日(水) 一学期終業式
今日は1学期の終業式でした。
合唱班の壮行会を行いました。合唱班の人たちは全校の前で歌を歌ってくれました。その歌声はきれいに響き、あたたかみがあり、時には力があり、また伸びやかさがありました。合唱班のみなさんの健闘を祈っています。
3年生の発表は合奏でした。前線の影響で蒸し暑い体育館に、「ほ!ほ!蛍こい!」の涼しさを呼ぶ音色が響き渡りました。
校長先生のお話は、「夏休みにふだんできないことに取り組んでください」というお話でした。
また、以前校長先生が夏休みに取り組んだ「赤松の葉の気孔の観察」についてのお話もありました。
植物の葉の気孔とは空気が出入りする所であり呼吸をする場所です。また、蒸散といって、水蒸気として水もそこから出しています。酸素や二酸化炭素なども出入りします。マツの葉をカミソリで切りそこにある気孔を顕微鏡で50倍から100倍で観察しました。そして、学校の周辺のマツの葉を観察しました。交通量の多いところのマツの葉の気孔は排気ガスによる影響で気孔の穴が黒くふさがっていました。
気孔がふさがってしまえば呼吸ができません。100個のうち25個が汚れていたという数値を得ました。一方、学校の裏のマツの葉の気孔はすべての葉がきれいでした。
車の排気ガスが気孔をふさいでしまい、マツにも悪い影響をあたえているということが実験結果から得られました。
以上の研究を参考に、夏休みには普段できない学習や体験に取り組んでほしいです。
きれいな気孔が左の写真