2024年9月26日(木) 4年生 リサイクルよりリデュース「知っている」から「している」へ

小柳産業さんの出前授業は、二時間みっちりでたくさんのことを教えてもらいました。

お家の皆さんはご存知なことですが、ごみの種類は、ゴミステーションに指定ごみ袋で3種類、資源回収で紙・びん・有害・危険と4種類あります。資源回収するものは、ごみではなく資源物と言ってくださいと言われました。リデュース、リユース、リサイクルとなじみのある名前ですが、一番大事なのはリデュースでごみを減らすこととわかりました。

レジ袋一袋作るのに石油を18ml使うとのことで、一年間に使うレジ袋を作るために学校のプールだと1800杯分の石油を使うのだそうです。すごい量でみんなびっくりです。今では、エコバック持参の方が増えていますが、環境問題や地球温暖化にも通じることですね。また、海のごみの話もあり、魚たちは人間の捨てるペットボトルやビニールなどを餌と思って食べてしまう。海のごみは実は川から来たものもあって、長野県は海がないから関係ないとは言えないといわれ、考えさせられました。

ペットボトルから洋服ができることの実験で、細かくしたペットボトルの小片を加熱すると綿になることを見せてもらいました。リサイクルされ別のものに生まれ変わっていきます。牛乳パックから作られたトイレットペーパーをお土産にいただきました。

 

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二時間、集中してよく見、よく聞き、メモを取り、考えていた子どもたちでした。たくさんのことを知った子どもたちです。

それは、大人も同じ事で、ごみが多くなってしまい、自然からの資源になる物(材料)が少なくなり、リサイクルでごみを資源にして製品を作っているという資源の循環がまとめになりました。

講師の方の言葉で「知っているからしている人になって」が印象に残りました。知っていることをしているかな?と聞かれました。知っているからしている人になっていきたいと思います。

この学びから考えた一人一人のエコ宣言、できるところから始めて、実践していきましょう。