2021年1月22日(金) 算数の学習(2年)

2年生が算数で、『100cmをこえる長さ』の単元を学習しています。これまで、長さの単位(cm、mm)、やかさの単位(mL、dL、L)を学習している子どもたちにとって、m(メートル)を学習する際には、ただの暗記ではなく、必要感が大切かなと思います。cm(センチメートル)で表すことはできるものの、その測定では手間がかかったり、数値が大きくなったり・・・といった、大きな単位を使いたくなる必要感です。また、1mの長さがどれくらいあるか見積もる力や適切に計器を選ぶ力(量感)も大切にしたいところです。

 
今回の学習では、各クラスとも両手を広げた長さ(昔は『尋(ひろ)』と呼んでいました)を測るという学習の導入をしましたが、これは尋常小学校だったころの時代の教科書である算術書にも演習問題として載っているそうです。しっかりと問題として教科書に載ったのは平成20年代になってからですが、それだけ大切な学習だということが分かりますね。人間の体の長さには色々な不思議が隠されています。例えば、『両手を広げた長さ(ひろ)=身長』などなど。他にもあるのでぜひ調べてみてほしいです。私はあた(親指と人差し指もしくは中指を広げた長さ)を使って大体の長さを測ったり、体育の時に白線を引く際には大きな一歩が大体1mだということを使って測ったりしています。子どもたちにも自分の体を使って長さを感じてもらえると嬉しいです。

 

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