2021年2月19日(金) 情報教育講演会(2・3年)

2年生の参観日では、『子どもとメディア信州』の伴さんに、事前に子どもたちに取ったアンケートをもとにしながら、スマホやゲーム機、タブレットなどを使用する際のブルーライトの体への影響、さらに学力への影響、金銭面での影響、心への影響などについて教えていただきました。3年生も一緒に参加しました。ブルーライトは、長時間浴び続けると加齢黄斑変性症という失明の原因にもなりうるそうです。加齢黄斑変性症の見え方の写真では、真ん中が黒く穴が開いているように見える教室の写真を見せていただきました。子どもたちもとても衝撃的だった様子で、翌日書いた感想にもたくさんの人がこのことについて書いてありました。

 

最近では、ゲーム機でもネットにつなげることのできる時代だそうです。ゲーム機にはフィルタリングがかかっていないため、犯罪に巻き込まれる可能性があること、オンラインゲームのボイスチャットでの暴言によるトラブルやいじめなどが、年齢が上がるにつれて起こりやすくなることを教えていただきました。また、親子で共有のスマホを使っているご家庭で、親御さんが知らない間に課金を何十万、何百万としてしまうお家もあるようです。中学生ぐらいになると、「電話料金引き落としの口座で、1万円以内の課金をしてもばれない」ということが常識になっているというお話もありました。ゲームに夢中になりすぎて体と心のコントロールができなくなってしまうのは、恐ろしいことだなと感じました。

 

講演会の後、お家の方と一緒に"やくそく"を決めることが伴さんからの宿題になっていました。翌日聴いたところ、「1時間いつもやっていたけど20分にした」「平日は1時間にすることにした」「ゲームをした分だけ、習い事の練習をすることにした」など約束を決めてきたお子さんがいました。まだ話をよくしていないおうちは、ぜひこの機会に"やくそく"を決めてみてください。

 

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